過敏性腸症候群(IBS)への 鍼灸・漢方薬

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群(IBS)は、腸の働きに異常が生じることで、慢性的に腹痛や下痢、便秘などの症状が繰り返し起こる病気です。

IBSの症状は、ストレスや不安によって悪化しやすく、それがさらにストレスを生むという「悪循環」に陥りがちです。

この悪循環を断ち切るためには、「症状への適応」と「ストレスの軽減」が重要です。

私自身もお腹の症状で悩んだ経験があり、鍼灸・漢方薬にて症状緩和、心理的安心感に前向きな変化を出せるようアプローチしていきます。

(過敏性腸症候群の症状)

検査をしても異常が見つからない

ストレスや緊張で症状が悪化しやすい

下痢や便秘を繰り返すことが多い

症状が続くことで心理的な負担も大きくなる

渡辺

お薬も飲み、食事も気を付けているが、思うように改善しない。当院にはそのような方がいらしています。

①鍼灸・漢方薬で体から(自律神経、お腹の動き)

②カウンセリングで心理面から(症状との向き合い方)

両面からのアプローチが回復のポイントと考えております。

お茶

(心理面でのストレス)

・ 外出先で急に痛くなるか不安、トイレはどこ?

・人と会う前にお腹に物を入れたくない

・お腹の事が気になり、約束など断っている。

・「なんで自分だけ?これからもずっと?」

・匂ってないか心配、 静かで狭い空間や背後に立たれると緊張する。

過敏性腸症候群は不安感や自己肯定感の低下等、心理的症状が多いほど症状が重い傾向にあります。

自律神経、心理的回復の大事なポイントである「安心感」を大切にサポート致します。

過敏性腸症候群 原因別のタイプと特徴

過敏性腸症候群・下痢型(ストレス)

・精神的ストレスで下痢を伴う腹痛が出やすい。

・試験や電車など静かで動けない場所で悪化。

・不安や抑うつなどのメンタル症状を伴いやすい。

下痢型IBS(過敏性腸症候群)はストレス関連性が強く、過去のつらい経験も悪化要因になります。うつ病や、パニック症状等の併発が高いのも下痢型です。

鍼灸では心理面に効果的なツボを刺激し、腸の動きを整え、腹痛や下痢を和らげていきます。

便秘型(①動きの影響・②形の影響)

①痙攣性便秘・動きの異常

・便秘、下痢を交互に繰り返す

・食後に下腹部の強い痛みを感じる

・コロコロ便、便量が少なく、残便感がある

②腸の形態異常・形の異常

・腸のねじれや落ち込みにより便秘が起こり、悪化すると下痢と便秘を繰り返す傾向。

・便が腸内に長くとどまる為ガスが発生し、お腹の張りを伴うことが多い。

・生まれつきの腸の形も影響が考えられます。

便秘型IBSの方は生まれつきの腸の(腸のねじれ等形の異常)と、消化管動きの異常(ストレスや生活習慣)などの影響が考えられ、両方が合わさっって症状が出ている方もいらっします。(もともと腸のねじれや、下垂があり、ストレス時に動きが悪くなり悪化する)

消化不良型(ガス、下痢)

消化不良型(FODMAP過敏型IBS)

・脂質、発酵性糖質(FODMAP)の消化不良。

・不消化物が腸内で発酵し、ガスや下痢症状。

・乳製品、小麦、大豆、果物などが合わない。

FODMAPとは、小腸で吸収されにくい発酵性の糖質のことで、これが腸内でガスを発生させたり、水分を引き込んだりすることで、お腹の張りや痛み、下痢・便秘の原因になることがあります。特に、IBS(過敏性腸症候群) の方は影響を受けやすいと言われています。

「でも、全部気をつけるのは大変です、、、」
食べた後に明らかに調子が悪くなる食材から試して、お腹の調子をみながら、少しずつ調整していくのがポイントです。無理なく、自分に合う食事のバランスを見つけていきましょう!

呑気症型(ガス、お腹の張りや痛み)

かみしめ・食いしばり
ストレスや緊張で無意識に歯を食いしばると、舌の位置が変わり、口呼吸や唾液を飲み込みやすくなります。(唾液にも空気が含まれています)

これが呑気症につながり、IBSのガス型を悪化させることがあります。

過換気(浅く速い呼吸)
不安やストレスによって呼吸が浅くなり、空気を頻繁に吸い込むことで、より多くの空気を飲み込んでしまう事があります。

お腹が張って苦しい…もしかして呑気症(どんきしょう)ガス型かもしれません。

これは、知らず知らずのうちに空気を飲み込みすぎたり、腸の動きが乱れることでガスが溜まりやすくなる状態です。ストレスや食習慣も関係しています。

東洋医学では、胃腸の働きを整え、リラックスを促すツボや漢方を使ってアプローチします。一緒に改善を目指しましょう。

過敏性腸症状群(IBS)への 鍼灸施術

[まずお身体を楽にしましょう]

過敏性腸症候群の方は緊張しやすい方が多いです。鍼灸は自律神経に働きかけることで胃腸の動きを整え、脳に対しては神経の興奮や、内臓の感覚過敏性等にも前向きな変化が期待できます。まずはお身体からリラックス、安心感を入れていく事で緊張傾向を緩和していきます。

[対話でのサポート]
お腹の症状が気になり、外出や人付き合いをためらってしまい、自身が持てなくなっている方も多いです。もし、「病院に行ってもあまり改善しない」「ストレスが強くてつらい」と感じているなら、対話を大切にした当院にご相談下さい。

[神経可塑性と神経新生]
現在一生を通して脳細胞は治癒し新しく結合することが可能だと考えられています。

また「同時に刺激された神経同志はつながりやすくなる」との研究結果もあり、不安定な心理症状や考え方の癖も「安心感」「人のつながり」「身体からのの心地よい感覚」等に働きかけることで、「脳と身体の安心システム」も高められると考えております。

回復への大事なポイント「安心感」

①場所の安心

当院は予約制で私が全ての施術を行っております。流れ作業のような周囲のざわざわした感じもなく、安心して施術や会話をできる空間をご用意してます。(お一人での来院が不安な方は、ご家族の方も同伴で施術も大丈夫です、お腹の音が気になる方はBGMで調整いたします。)

②人の安心

当院では不妊カウンセリング学会認定カウンセラーが施術を行います。不妊の分野のみでなく、カウンセラーとして定期的に学会参加をしております心理面へのお悩みも専門家としてしっかりサポートさせて頂きます。

③身体からの安心

丁寧に心地良くツボに鍼を行います。鍼灸はリラックスの神経を反射的に高める効果が期待できます。穏やかな心拍、手足が温かくなり、呼吸が深くなる等の身体感覚(内受容感覚)は感情面にも影響することが分かってきています。身体が安心すると気持ちも安定しやすくなります。

④日常生活での安心

自宅で簡単に取り入れられるストレス管理法にコミュニティー・レジリエンシー・モデル(コレモ)をおススメしています。

コレモガイド認定をうけておりますので、セルフケアでの心の安定のサポートも行えます。

過敏性腸症候群(IBS)への 漢方薬

わたなべ

経験豊かな鍼灸師が、実際にお身体をお腹の緊張、脈拍、冷えなどの状態を丁寧に評価します。

オンラインの様な便利さはありませんが、今のあなたに最も合った漢方薬を鍼灸の施術方針と一貫性を持って選薬します。

過敏性腸症候群・下痢型(ストレス)

症状: 緊張などの精神的ストレスで急な下痢や痛み、不安、心配性系傾向

漢方薬:桂枝加芍薬湯腸・半夏瀉心湯・四逆散(ストレスをやわらげ、お腹の動きを整えます)大建中湯・麻子仁丸(内臓の動きを出し便通を整えます)

便秘型

症状: 便秘、下痢を交互に繰り返す、食後に下腹部の強い痛みを感じる、コロコロ便、残便感

漢方薬:大建中湯・麻子仁丸(内臓の動きを出し便通を整えます)

消化不良型(ガス、下痢)

症状: 脂質や発酵性糖質(FODMAP)の消化吸収能力が低下している、不消化物が腸内で発酵し、ガスや下痢を引き起こす。

漢方薬:平胃散・六君子湯(食べ物の消化をを助けます)

呑気症型(ガス、お腹の張りや痛み)

症状: 食事、又はストレスや緊張で唾液や、空気を飲み込みお腹が張りやすくなります。

漢方薬:半夏厚朴湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、柴胡疎肝湯(緊張による空気の飲み込みをやわらげます)

過敏性腸症候群(IBS)アンケート

【過敏性腸症候群】

20代男性

トイレの回数も少なくなり、減薬も進んでいるので、一生悩み続けるのかと思っていたのですが、前向きに考える事ができるようになりました。

長岡市 20代 男性

【過敏性腸症候群】

私は「過敏性腸症候群」で治療して頂いています。

腹部の張り感、ガス漏れ、軟便、排便後の不快感などの症状が、10年以上毎日続いています。

学生時代は、せまい教室やバス、電車などの緊張からくるストレスで、毎日苦しい思いをしてきました。

大学まで進学したものの、症状が悪化し中退しました。

その後、精神科に通い薬で抑えてきましたが、薬の量もふえていき、このままではいけないと思い通っています。

精神科では薬のみの処方されるだけで、「カウンセリング」などはしてもらえませんが、こちらでは、気軽に悩みを相談出来たり、私の知らなかった情報を知ることができました。

ずっとこのまま、一生悩み続けるのかと思っていたのですが、今は、前向きに考える事ができるようになりました。

渡辺先生の治療や、カウンセリングのおかげです。

トイレの回数も少なくなり、減薬も進んでいるので、もっと良い方向に進めるように、治療に通いたいと思います。

※個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

【過敏性腸症候群・自律神経】

20代男性

丁寧な問診と、漢方薬や鍼灸施術を通じて、まだ施術回数は少ないですが、少しづつ改善している実感があります。

三条市 20代 男性

【過敏性腸症候群 自律神経】

家族の紹介で、先生の所に来院しました。

前から鼻炎や過敏性腸症候群(便秘や下痢を交互にくりかえす)症状になやんでおり、また自分自身、緊張しやすい体質なので、それにより、自律神経が乱れることが多々ありました。

先生から丁寧に問診をしてもらい、漢方薬や鍼灸施術を通じて、まだ施術回数は少ないですが、少しづつ改善している実感があります。

また施術中、先生に仕事、プライベートの悩みを相談させてもらっています。

相談の際は、自分の考えとは違う角度からアドバイスを頂けるので、新しい価値観が出てくることもあり助かります。

自分自身も先生と同じ職業なので、色々と良いと思うところは吸収させてもらっています。

先生が言うように脳と身体は関係しあっていると思います。

不安や緊張を感じやすい体質ですが、小さなことでもいいので新しいことに挑戦していく気持ちになっています。

※個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

【過敏性腸症候群・便秘・ガスたまり】

20代女性

数回の施術で、便秘と睡眠の質が改善しました。

三条市 20代 男性

【便秘 ガスたまり】

睡眠の質が悪く、寝てから2~3回トイレに起きてしまう、また便秘で2~3日に一度(あまり良い便ではない)、またお腹にガスがたまりやすく、張ってしまうという悩みで来院させてもらいました。

まずお店の場所がわからず電話をかけると、わざわざ私が迷っているところまで迎えに来て下さり、とても親切な対応をして下さいました。

そして施術前、中、後と本当に柔らかくほっとする声掛けで対応して下さいました。

いつも行く度、私の言うことを1つ1つ細かく丁寧に聞いてくれます。

本当に色々な知識があって情報を提供して下さるので、とても助かります。

身体の変化としては、1回の施術で夜2~3回起きていたのが1回となり、睡眠の改善を感じました。

初めの頃は1~2週に1回の施術で便秘も改善し(他店で始めた漢方薬もあるかも知れませんが)一旦良くなったので、お休みしていたのですが、1~2カ月たったらまた睡眠が不安定になり、また通わせてもらっています。

他店よりコスパも良く、幅広い情報を持っていてほッとできるお店です。

※個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

【パニック障害・過敏性腸症候群・側弯症】

20代女性

どんな話にも親身になって聴いてくれます、胃腸の不調や生理周期がだんだん良くなりました。

三条市 20代 女性

【パニック障害 過敏性腸症候群 側弯症】

20才位の時にパニック障害になり、その後、体の不調が続き、薬を飲んでもなかなか治らなかったため、ネットで見つけて通うことになりました。

胃腸の不調や生理周期がだんだん良くなりました。

そして、一番驚いたことが通い始めていたころは、側弯症(そくわんしょう)で体が右側に傾いていて、右肩が挙がりにくかったり、足が挙げづらかったのが、今では治ったことです。

先生はとても優しく、どんな話にも親身になって聴いてくれます。

お店の雰囲気はとても落ち着きます。

私はいつも一番最初に行くのですが、冬は暖かく、夏は涼しく部屋の温度を設定してくれています。

もっともっと元気になるように、通い続けていくつもりです。

※個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

【不安感・自律神経不調】

40代女性

よく眠れるようになったり、胃腸症状が落ち着きました。

燕市 40代 女性

【不安感 自律神経不調】

自律神経失調症と診断され、2カ月ほど服薬していましたが、動悸、不安感、めまい、全身倦怠感など悪化するばかりで、東洋医学での改善を期待してきました。

少しでも良くなる糸口になればと不調をおして来たところ、問診では、原因となる昔の出来事から考え方に至るまで、丁寧かつ冷静にカウンセリングして頂き、想定外に号泣してしまいました。

アロマとお灸の香りが合わさり、おばあちゃんの家に来たようなリラックスした気分になりました。

安心して色々な事を相談させてもらって、それだけでも気分が軽くなりました。

初回施術後は、お風呂上がりの子供のようなリラックスした顔の自分に驚きました。

すぐに全ての症状が消えたわけではありませんが、よく眠れるようになったり、胃腸症状が落ち着いたり、2回目以降は動悸も落ち着いてきたと思います。

漢方薬も併用しているので、焦らず続けていきたいです。

※個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

過敏性腸症候群(IBS)、鍼灸・漢方薬の報告論文

2024鍼治療は過敏性腸症候群(下痢型)のうつ病症状を改善する可能性

鍼治療は、IBS-Dの症状を改善し、不安やうつの軽減に効果が期待できる報告です。特にうつ病のスコアの改善がほうこくされており、メンタル面への有効性が期待できます。

漢方薬の過敏性腸(下痢型)にうつなどの心理面、お腹の症状への有効性が示されています。

CHM は、不安やうつ病に苦しむ人の過敏性腸症候群 (IBS-D) に関連する症状の緩和に効果があることが実証されています。これらのハーブ活性代謝物の作用の根底にある主なメカニズムには、抗炎症作用と抗酸化ストレス作用、神経伝達物質の恒常性の調整、オートファジーの調整などが関係していると考えられます。

2023電気鍼治療は脳機能に働きかけ痛みを緩和

過敏性腸症候群に対する電気鍼療法は前帯状皮質の活動を減らして疼痛緩和をもたらし、

経皮的耳介迷走神経刺激は便秘と腹痛に有効性の報告

この研究は、taVNS(経皮的迷走神経刺激)が過敏性腸症候群便秘型に有効性を示す報告です。作用機序として迷走神経系の高まり(リラックス)とコリン作動性ニューロンが影響しているとのことです。(電気鍼治療に抵抗感の無い方には、耳介への鍼治療もおこなっています)

よくあるご質問

  1. Q. 病院で薬を飲んでいますが、併用して施術を受けても大丈夫ですか?
    A. はい、大丈夫です。当院の施術は自律神経の調整を目的としており、薬の効果を損なうことはありません。医師の指導に従いながら施術を進めていきますのでご安心ください。
  2. Q. 施術は痛くありませんか?
    A. 当院の施術はソフトな刺激を基本としています(電気鍼も行っております)。患者様に合わせて刺激量を調節致しますので、痛みが苦手な方も安心してご相談ください。
  3. Q. どのくらいの頻度で通う必要がありますか?
    A.
     症状の程度によりますが、初めの1か月は週1~2回おすすめしております。まずは一度試していただき、その後治療の継続を検討していただくのも構いません。
  4. Q. 完全予約制とのことですが、急な予約変更は可能ですか?
    A.
     はい、可能な限り対応いたします。ただし、直前のキャンセルや変更の場合はお早めにご連絡いただけると助かります。
  5. Q. 初めての施術が不安です。どんな流れで進みますか?
    A. 
    初回は問診と体調チェックに十分な時間をかけ、現在の状態や施術の内容をしっかり説明します。不安や疑問があればその場で解消できますので、気軽にお話しください。

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